息子と娘がかかった病気を紹介します。

突発性発疹
仮性クループ
感冒性胃腸炎
成長痛
ヘルパンギーナ
ヘルペス性口内炎
インフルエンザ
風邪
乳児嘔吐下痢症
肺炎
喘息

突発性発疹


高熱と発疹を特徴とする、生後6ヶ月から1歳の乳児に多い病気です。
症状は、高熱が約3日間続いて、熱が下がるころに全身に赤い発疹が現れます。
【原因】
ヒトヘルペスウイルスの一種が原因です。潜伏期間は約1週間から2週間です。

【体験談】息子も娘も7ヶ月のころにかかりました。息子のときは夜中の急な発熱に驚いて、救急病院へ連れて行くと「おそらく突発性発疹に間違いないですね。」と言われ、翌朝かかりつけの病院に連れて行くと、「発疹もでてないのに何でそんな診断をするんだ!」って先生が怒っていました。熱がひいて、発疹を確認して初めて『突発性発疹』と診断できるそうです。
娘は、1歳過ぎた頃に、高熱の風邪をひいていて、熱が下がって発疹が出て、初めて風邪と併発していたことがわかりました。まれに2回かかることがあるそうです。湿疹は人それぞれですが、息子はお腹と背中に。娘は首の後ろとお腹にでました。湿疹が完全にひくのに2週間ほどかかりました。

仮性クループ

風邪がもとで喉頭が腫れる病気です。
症状は風邪をひいていて就寝後30分ぐらいすると、声のかすれや犬の吠え声のような音がしだし、呼吸困難を起こします。進行が早く、窒息によって死亡する可能性もあるため、呼吸の様子がおかしいと思ったら早めの受診をおすすめします。
【原因】
パラインフルエンザなどのウイルス感染により、喉頭が炎症を起こし腫れることで空気の通りが悪くなります。
治療法は軽症の場合、吸入器などで腫れを和らげます。重症で呼吸困難がある場合、緊急入院が必要です。細菌の感染を防ぐために抗生物質を投与し、気管にチューブを入れたり切開したりして呼吸を確保することもあります。

【体験談】仮性クループは、息子が1歳半のときにかかりました。最初は夜に少し熱が出て、様子見て翌日病院へ連れて行こうと思ってました。夜中の2時ごろだったでしょうか…異様な感じで目が覚めて息子を見ると、真っ赤な顔をしてゴボゥというような音(表現が難しい)が。慌てて抱き起こすと、「母ちゃん、苦しい…」と泣くに泣けない様子で、急いで夜間救急へ。病院へ着く頃には治まって、気管支炎と診断され簡単な薬の吸入してもらいました。朝、かかりつけに行くと『仮性クループ』といわれました。様子がおかしくなったら、すぐに吸入をしにくるようにとのことでした。その日の夕方、昼寝をしていたら、突然急変。また夜中と同じ症状になりました。かかりつけに行くと、手当てが遅いと窒息してしまう怖い病気なんだから!と先生に怒られました。次に症状が出たら、大きい病院へ行きなさいと言われ、その日は帰宅。夜中、今まで以上のひどい症状が出て夜間救急へ。翌朝、大きい病院へ連れて行きました。高熱が下がらないために、点滴と検査。検査の内容は『レントゲン』『血液検査』です。レントゲンでは喉のハレがどの辺りなのか(場所によっては気道をふさぐので非常に危険)、肺炎を併発してないかを診るためで、血液検査は何の菌が悪さしているのか調べるためです。検査結果はハレは気道をふさぐことはない。肺炎も併発していない。ただ風邪以外のウィルスなので即入院でした。入院は5日間。その間点滴しっぱなしです。退院後も風邪ひいたり、体調崩すとクループになるので注意しなさいと言われました。4歳になった息子は今でも調子悪いと就寝中にゼロゼロいってます。
娘は2歳前にクループと診断されました。息子よりかは軽い症状ですが、それでも症状が出たら辛そうにしてます。この病気の厄介なのは寝てるときに症状がでることです。起きているときはケロっとしていて元気なんです。おもに、夜中に症状が出て、朝の4時ごろに症状が治まるとききます。症状が出そうなときは過湿したり、出ても起こすか抱っこすると症状がいくらか治まります。

感冒性胃腸炎

別名お腹の風邪です。主な症状は嘔吐と下痢。脱水症状に注意が必要です。

【体験談】娘が4ヶ月のときにかかりました。最初は普通の風邪の症状だったんですが、夜中に突然「オエッ」とお乳を噴水のように吹き上げて、朝方には黄色い液体を吹き上げだして、ただ事ではないと、吐いたものを持って大きい病院へ連れて行きました。腸重積症 の疑いありとのことで、大至急検査に。脱水症状を起こさないように点滴がつけられ、血液検査と浣腸をして結果待ち。検査結果は腸重積症 ではなく一安心。でも、月齢が低いこととひどい症状なので、即入院となりました。3日目に退院。その後1回の通院で無事に完治しました。


成長痛

外傷や病気がないのに足などが痛みます。

【原因】短期間に骨が成長し、神経を圧迫して起こるといわれてます。精神的なものもあると言われてるそうです。思春期に多いようです。(病院の先生の説明です)

【体験談】息子が3歳になる前のことです。朝起きてすぐに「母ちゃん、足が痛いよ〜。」と泣き出して、その後しばらくしたら落ち着くということが何日か続き、1週間ほど何事もなかったんですが、急に「痛くて立てない!」と常時言うようになりました。最初は娘に手がかかってたので、甘えからと思っていたんですが、あまりの痛がりように整形外科を受診しました。レントゲンでは異常なく、成長痛と診断されました。
そのときの先生の言葉です。「息子さんは標準よりもかなり大きいですよね。そのために起こってると思われます。寝てるときに一番骨が伸びるので、朝起きたときに痛がるんです。成長は足の骨が伸びるんじゃなくて、実は背骨が成長してるんです。だから背骨が神経を圧迫しておこります。あと、不安なことがあると余計に痛むといわれてます。薬は塗り薬だしておきますが、あくまでも気休め。これ塗ったら痛くないからね。と必ず声をかけて安心させてください。痛いと不安になるから余計に痛みを感じてるんだと思います。」
その後、しばらくは言ってましたが、1ヶ月ほどしたらずいぶん落ち着いて言わなくなりました。

ヘルパンギーナ

主に乳幼児がかかる夏風邪で、高熱と口の中に水泡ができます。

症状は、のどが痛み、39度前後の熱が出ます。のどの奥に赤く小さな水泡ができて痛みます。

【体験談】息子が3歳娘が1歳のときにかかりました。何日か前から食欲がなく、歯磨きも嫌がりました。息子の場合はちょっと口臭もありました。突然、39℃を越える高熱。病院へ行くと「ヘルパンギーナ」でした。唾液感染するので娘にも間違いなくうつると言われていて、息子が落ち着いた頃に感染してました。熱は三日ほどで、水泡がなくなるまで1週間かかりました。

ヘルペス性口内炎

症状は、歯茎が腫れて、口の中や周囲に水疱ができ、激しい痛みをともないます。高熱と痛みのため食欲が落ち、水疱が破れて出た内容物がよだれに混じって他の部分に付き、新しい水疱ができます。

【原因】ヘルペスウイルスの感染が原因です。

【体験談】息子が2歳になる前にかかりました。ヘルパンギーナと同様に、何日か前から食欲がなく、歯磨きも嫌がりました。突然40℃の高熱が出て、グッタリしました。夕方、病院へ行くと「ヘルペス性口内炎」と診断されました。熱は3日ほど高かったと思います。水分にかなり気を使って、栄養飲料水を飲ませました。熱が下がっても、口に物を入れるとかなり痛がるので、口当たりのいいものといっても何も食べれませんでした。食欲が戻るのに1週間はかかりました。

インフルエンザ

症状は、風邪によく似ているので、乳幼児だと判断がつきにくいので、具合が悪いと思ったら早々に受診をおすすめします。

【体験談】毎年、10月には予防接種を受けています(免疫がつくのが1ヶ月かかるらしいです。効果は3ヶ月ぐらい)。しかし、息子は3歳のときにB型に感染。娘も1歳2歳時両方とも感染しました。B型は比較的軽い症状で、このときは二人とも38℃程度の熱で済みました。予防接種を受けると病状は軽くなるとはいえ、2歳でかかった娘の症状はきつかったです。今では発症48時間以内ならタミフルという特効薬がありますが、副作用も報告されているので、娘は他の薬も飲んでるので服用しませんでした。そしたら、40℃の高熱が1週間も続きました。グッタリした娘の様子にタミフルを服用するべきだったかな…とかなり後悔しました。熱が下がったあとはなんともなくて、それはそれでよかったんですが…ちなみにタミフルを服用すると三日でよくなるそうです。

風邪

風邪は万病の元とよくいわれますが、たしかにうちの子供たちも風邪からクループや、感冒性胃腸炎などになりました。予防したほうがいいです。風邪といえば、吐き下しを経験する人は多いと思います。私が最近知ったのは、吐いたときは2時間何も口にしない。水もだめです。その後体重14キロなら14ccの水分、12キロなら12ccの水分を飲ませます。その後様子を見て徐々に増やしていきます。下痢のときはおかゆ(うどんはNG)か、りんごのすりおろし(市販の果汁はNG)がいいそうです。海草類やパン、乳製品はNGです。

乳児嘔吐下痢症

【原因】ロタウイルスに感染して起きる病気です。

症状は激しい嘔吐と発熱、白っぽい下痢をともない突然発症します。

【体験談】娘が1歳のときにかかりました。何の前ぶれもなくいつもと違う便がでました。薄い肌色の水便で、臭いもいつもと違う変な臭いでした。熱は38℃程度で、食欲も落ちてました。下痢はしばらく続きましたが、食欲と熱はすぐによくなりました。


肺炎

さまざまな病原菌の感染によって肺に炎症が起こった状態のことです。

【体験談】娘がかかりました。娘は気管支が弱く、夕方や夜中、朝方にひどい咳と、3日に1回の発熱で通院していました。普段は元気そのもので、私以外誰も気にしてなかったのですが、あまりに症状が長引く(1ヶ月以上)ので検査をすることに。そしたら、抗生剤を飲んでいたらでないはずの検査結果で、すぐに大きな病院へ。その日のうちに緊急入院となりました。レントゲンで肺にしろい影があり、診断は肺炎でした。そのときは熱もなく元気に走り回っていただけにビックリ!5日の入院となりました。


喘息様気管支炎

息をするたびにゼイゼイと音がして、咳き込んだり呼吸困難を起こします。

【原因】ウイルス性の気管支炎で、風邪から移行する場合が多い病気です。乳児の気管支は細いため、炎症によって出た分泌物がたまったり、気管支の腫れでさらに気管支が細くなり、呼吸のたびに音が出ます。 【体験談】娘がよくかかります。痰をきる薬を処方してもらったり、ホクナリンテープを貼ったりして病状を改善します。温度に差があったり、風が強いときに症状がひどくなる傾向にあるようです。


このサイトを参考にさせていただきました。
子供の病気事典


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