子連れの外出

子連れの旅行

子連れの外出

私の体験した子連れの外出の話です。
初めて本格的に子連れで外出したのは、息子が生まれて1ヶ月検診が終わり、外出のGOサインが出てすぐでした。最初抱っこしてスーパーへ行こうと思ったのですが、私は歩くのが下手なのでこけると怖いのもあって、A型のベビーカーに乗せたんですが、A型って2ヶ月からの表示がついてます。赤ちゃんは頭が豆腐のようなので、振動がよくないらしく、私は座れるようになるまでは、ガタガタ道のところは抱っこしてました。買い物の最中に大泣きすることもしょっちゅうありました。なので、買い物は短めにしていつも通り抜けるように買い物してました。

3ヶ月に旦那の実家に初めて行きました。初めての遠出です。車で小1時間ほどでしょうか。運転席後ろにつけたチャイルドシートに座らせて、夫婦で前に座ってたんですが、息子が泣き叫ぶので私も後ろに…それ以来助手席にはめったに座らなくなりました。

公園デビューは4ヶ月のときでした。この頃になると、外出先でベビーカーを覗き込まれて、話しかけてくる人が増えました。

5ヶ月になると、赤ちゃんせんべい(ファイファインなど)が食べれるようになります。なので、外出時には必ず常備して、ぐずると持たせるようにしました。これで、外出はずいぶん楽になりました。

10ヶ月ぐらいのときに、自転車デビューしました。行動範囲がかなり広がったんですが、途中で寝ることもしばしば…。なぜか荷物がたくさんのときに寝るんですよ。それからいろんなところに行きました。が、子連れだとたまに嫌味や文句を言ってくる人がいます。

それは今でもありますが、

「躾がなってない!」これは子供がおもちゃ屋でおもちゃを触っていたときに、自分の子(孫)が触れなかった腹いせに言われました。関係ないのに…
「子供こんなに泣かして!」これは、子供がかんしゃく起こして泣き止まなかったときに言われました。何やっても泣き止まないときってありますよね。
「ここはあんただけのとこちゃうで!」子供がある商業施設で、はしゃいで長いすに上ったり下りたりしてたときに言われました。言われたのはおじさんだったんですが、そのおじさんしか座ってなくて、子供は靴を脱いでいたのに言われて…悪いことかもしれないけど言い方が嫌でした。今でも鮮明に覚えてます。
「邪魔や!」散歩中、道路の真ん中を歩いてたら言われました。
「トロトロすんな!さっさとしろ!」エレベーターから降りるときに言われました。これは3回ほどあります。決してゆっくりではなかったんですが…
「小さい子連れて出かけるなんて!」娘が生まれて2ヶ月ぐらいだったでしょうか。バスに乗ったときに言われました。

など、今でも忘れずにはっきり憶えているぐらい、きついひとことでした。でも、そんなことばかりではないですよ。うれしいこともたくさんあります。

「たいへんだけど、がんばってね。」娘が2ヶ月ごろにバス停で声をかけられました。
「かわいい、いい子に育ってますね。」公園で知らないおばさんに言われました。
「あなたは悪くない。」バス停で息子が歩き回っていて、自転車にぶつかりそうになって悪態をつかれたときに、居合わせた年配のかたに言われました。このあと、「こんなことは忘れなさい。外に出るのを怖がってはだめですよ。」と優しく言ってくださいました。
「…。」駅のホームで居合わせたかたに、ベビーカーを乗せるのを無言で手伝ってくださって、その後スーッといなくなってしまいました。そういうかたが何人かいらっしゃいました。
「手伝いますよ。」バスや電車の乗り降り時や、自転車の乗り降り時に優しく声をかけてくださいました。
「手伝えなくてごめんなさいね。」電車に乗ったときに、階段で抜かしていった人に言われました。ギリギリだったし、私は何も気にしてなかったんですが、気にしてもらってたことがうれしかったです。

っていうようなことです。まだたくさんありますが長くなるので…

外出しているといろんな人に出会いますが、いつもいい社会勉強になります。

出かけるのにおすすめの品物は、おもちゃ、おやつ、お茶、おむつ、おしりふき、着替え(2セット)、タオル、ビニール袋です。私は長時間の外出には必ず持ってでます。

おもちゃとおやつはぐずったときに。お茶は欲しいときに限って自動販売機やお店がなかったりするので、持っていったほうが無難です。オムツはもちろん。おしりふきは何でもふけるので外出時は重宝します。着替えは1セットですまないときもあるので、私は2セット持っていきます。タオルはオールマイティで使えます。ビニール袋はオムツを捨てるところがないときや、汚れた服を入れるのに便利です。

これだけあると、多少の外出は怖くないです。

私が公園以外に子連れでよくでかけるところは、大型商業施設です。ほとんどの大型商業施設は子供の遊べるスペース(キッズコーナー)があったり、授乳室があったり、一時預かりの施設(相場は会員1時間1000円〜一般1時間1500円〜ぐらいです)があったりするので、子供も楽しめるし、ママも息抜きできます。飛行場やテーマパークなんかもおすすめです。

最近ではほとんどのところがインターネットでサイトや情報を提供しているので、できる環境にあるなら一度検索してみるといいと思います。授乳室や子供のコーナーの情報が掲載されてます。

子連れの旅行

2回ほど飛行機で私の父の実家(鹿児島)に行きました。飛行機は50分ほどです。当たり前のことですが飛行場は広いです。そして、人も多い。なので、子供たちから一時も目を離せません。物騒な世の中ですから、知らない人に連れて行かれるかもしれないということを頭に入れておいたほうがいいです。

ANAとJALに乗ったのですが、感想は以下の通り。

JALの搭乗口付近にはキッズコーナー(伊丹だけかな?)があって、子供たちが退屈することもなく時間まで過ごせました。飛行機内ではすぐに玩具をくれて(ポケモンやムシキングのキャラクターを使用)、結構ありがたかったです。乗車当時はキャンペーンもやっていて(だからどうって話ですが)、私的にはよかったです。

ANAは待ち時間に子供たちが退屈してしまったんですが、機内では子供のチェックを事前に行っていたらしく、搭乗してすぐにスチュワーデスさんが子供の名前と顔を確認しに来てくれました。娘は大きいほうをしてしまってオムツを交換したかったんですが、機内にはそんな装備はなく困っていたら、スチュワーデスさんがトイレの前で立っていてくれて、無事におむつ交換をすることができました。感謝です。それ以降も常に気を使ってくれてうれしかったです。

機内で役に立ったのは、『本』です。重たいですが、わりと子供たちの気をそらせます。一番困ったことは、機内の気圧の差で起こる耳がつまった感じになることです。大人は対処できても子供は自分で対処できません。娘は機内で耳をおさえて何度か泣きました。あと狭い中でじっとさせるのは困難です。とても気を使いました。50分程度でそんな感じなので、長時間になるとかなりの覚悟がいると私は思います。

到着後、次の難関は荷物です。荷物がまわってくる間に子供から目を離しがちなので、注意が必要だと思います。

旅行に必要なものは外出のさいの必需品プラス保険証。あと乳児であれば母子手帳。それと冷えピタのようなものを持っていくと急な発熱でも安心だと思います。

私の場合は、父の実家だったので送迎もしてもらえましたが、そうでない場合は送迎バスのある宿、もしくは交通の便のいい宿が子連れで行くのにはおすすめです。

宿によっては、2歳までの子供は無料のところや、6歳まで半額などいろいろ特典のついてるところがあるので、それを利用するのも手だと思います。



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