結婚して一年が過ぎた頃、そろそろ子供って旦那と話するようになりました。
そんなある日、月経が終わる頃なのに、だらだら二週間出血があり、会社帰りに友人に紹介された病院へ行きました。
産婦人科は全く初めての受診だったので、ものすごくドキドキしたのを今でも鮮明に覚えています。
問診が終わって、人生初めての内診…。顔から火がでるようでした。
診察結果は、「なにかが原因（精神的なものと肉体疲労）で、ホルモンのバランスを崩していて、毎日子宮のどこかの壁が剥がれている状態になってる。
このままでは、子供ができないよ。」ということらしく、「子供ができないよ」っていう言葉はものすごくショックでした。
すぐに、治療（三日ほど薬を飲んで、月経を止めて、また月経をやり直すという方法でした）して
幸いにも、一回で月経はもどりましたが、先生の「子供は…」ていう言葉が頭をグルグル回っていました。
それ以来、基礎体温（今までは気にしたこともなかった）を毎日つけてましたが、いっこうに妊娠の気配はないまま、１年が過ぎました。
もうできなくていいわ。仕事に生きようと心に決めた矢先、突然異様な胸焼けがおそってきました。
もしかして、これは！？そういえば、月経も遅れている。病院に行こうかどうしようか…本屋で妊娠大百科を購入し、読んでみると月経予定日を二週間過ぎ
てから病院にって本に書いてあり、病院行きは我慢しました。
でも、やっぱり知りたい！！そう思って、妊娠検査薬を購入。
帰って早速使うと、線がクッキリ。これって、線が出ると妊娠だっけ？逆だっけ？はやる気持ちを抑えて、説明書をよく読んでみてニンマリ。
待望の妊娠でした。そして、もうすぐ月経予定日より二週間が経とうとしたときでした。トイレに行くと、血の塊が…。急いで病院に走りました。
病院に行って検査した結果、大丈夫でした。妊娠初期の出血はマレにあるみたいで（子宮に着床したときなどに出血することがあるらしい）
問診が終わり、内診のエコーで初めて胎のう（赤ちゃんの袋）を確認したときは感動で、涙がこみあげ（まさにぴったりの表現）ました。
だけど、同時に強烈なつわりが襲ってくる始まりでもありました。
一日中、吐き気に襲われて、本当に辛かったです。臭いが一切ダメ（これは産むまで続きました）で、飲み物も食べれるものもほとんどなかったです。
先生には、イオン飲料を飲みなさいって言われたんですが、それもダメ。５ヶ月過ぎるまでは、あまりのキツさに早退休みの繰り返し。
ようやく解放されたのは６ヶ月過ぎた頃。この頃にはおなかをポコポコ蹴りだして、つわりもこの子のためって我慢できるようになりました。
私の仕事は、事務所と測定室と現場を一日中走り回る仕事で、おまけにほとんど座っていることのない仕事だったので、とにかく、診察のたびに
足のむくみと、おなかの張りと、タンパクは注意されました。
そうこうしているうちに、あっという間に臨月…。仕事をやめても、毎日のウォーキング一時間は欠かさず、早く出て来て一緒にきれいな花見ようね！
などとおなかに話しかけました。